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風呂の排水口のつまりは自分で解消できる?具体的な方法を解説します

家庭の中にはキッチンやトイレ、洗面所など水回りの設備が多く、何かしらの理由でつまりが起こると水漏れやトラブルを起こす場合があります。

中でもつまりを起こしやすいのはお風呂の排水口ではないでしょうか。

基本的にこまめな掃除で防ぐことは可能ですが、掃除をしていても気付かないうちに小さな石鹸カスや皮脂、髪の毛などが溜まって排水口につまり水の流れを悪くしたり、悪化すると汚水の逆流などにつながる可能性もあるため注意が必要です。

そこで今回の記事では、風呂の排水口のつまりを解決するための掃除方法や対処法、注意点について解説します。

ぜひ最後までご覧いただき、日々のお手入れの参考にしていただければと思います。

風呂の排水口のつまりの二大原因

多くの場合、お風呂やシャワーは毎日家族全員が利用し、その度にたくさんの髪の毛や皮脂、汚れ、石鹸カスが流れ出るわけですから、洗い場の排水口がつまる頻度は非常に高くなる箇所です。

風呂の排水口のつまりを引き起こす主な原因2つについて、以下に一つ一つ紹介していきましょう。

髪の毛や石鹸カス

風呂の排水口のつまりの原因でまず考えられるのは髪の毛や体の垢、石鹸のカスです。

人の抜け毛は1日あたり平均50~100本と言われており、日常生活の中でも特にシャンプーをする時に多く抜けます。

長い毛であれば排水口の受け皿(排水溝目皿)でせき止められますが、短い毛や細かい毛などは穴から通り抜けてしまうこともあります。

更に体から出た垢は雑菌の栄養分となりカビへ変化することをご存知でしょうか。浴室の中は室温と湿度が高いため、余計にカビが繁殖しやすい環境です。

また、雑菌はぬめりになり、壁や床に定着してしまうとスポンジやブラシで擦っても簡単には落ちなくなってつまりの原因となってしまうのです。

排水桝のつまり

屋外に排水桝という設備があります。

桝の部分には排水や汚水が一時的に溜まり、異物やゴミも蓄積されていきます。

大きな異物は排水桝で沈殿し下水管へ流れていくという仕組みなのですが、ここに髪の毛や石鹸カスがたまってしまうと配管の流れを悪くしてしまい、風呂の排水がしにくい状態になることがよくあります。

石鹸カスは冷えると固形になり管内に固着することがあり、それが増えると排水が逆流して浴槽内の排水口から汚水が溢れる可能もあります。

風呂の排水口のつまりの対処法

次に、風呂の排水口がつまってしまった場合に自分でできる解消方法を紹介します。

1.パイプクリーナーで洗浄

まずはドラッグストアやホームセンターで市販されている一般的な液体のパイプクリーナー、洗剤を使って洗浄する方法です。

普通のお風呂洗浄剤ではなく、パイプの中の髪の毛やぬめり、アカを溶かす作用のあるものを使用して下さい。

強力な成分の入っている薬剤であるため取り扱いには十分な注意が必要です。

使用する際はゴム手袋をはめ換気して行う等、商品に表示されている説明書きをしっかりと確認し、使用方法を守って使用して下さい。

使い方は非常に簡単で、基本的には排水口に決められた量を流し込むだけです。その後、指定された時間だけ放置して最後に水で流します。

長時間放置しすぎると溶けたものが再度固形化してしまう可能性があり逆効果となってしまうので注意しましょう。

2.重曹とお酢(またはクエン酸)で洗浄

上記のクリーナーではなく、家庭にあるような重曹と酢を混ぜて洗浄する方法もあります。

重曹と酢が混ざると炭酸ガスが発生し、水溶性の異物をほぐして取り除きやすく、流れやすくします。より効果を強くしたい場合は50度前後のお湯を合わせて使います。

酸性・アルカリ性の性質を利用した掃除方法で一見自然の素材で優しく感じますが、ユニットバスの壁や床に変色、変形といった影響を及ぼす可能性があるため、使用する前には必ずお風呂のメーカーの取扱説明書を確認することをおすすめします。

使い方で気を付けたいのは、重曹は多くても計量カップ1/4程度までに留めること。酢は計量カップ1/2までに抑えましょう。1時間程度時間を置いたら流します。

3.ワイヤーブラシで削り取る

排水管などを清掃するための道具で排水口の奥までとどくため、つまりの原因を削り取ったり先端に引っ掛けて取り出すことができます。

ワイヤーブラシはホームセンターで手に入れることができ、サイズもさまざまで一般家庭向けだと3~5mの製品が使いやすいでしょう。

中には15m以上の長いものもありますが、それはプロの業務用向けのものです。

排水口は下水管につながっており、L字型に曲がっていたり構造が複雑になっている場合、ブラシが入っていきにくいため先を曲げたり回転させながら工夫して入れてみて下さい。

ただし万能なわけではありませんので、届かない場所につまりがある場合や排水桝から逆流が起こっている場合は、業者に連絡して修理などの依頼をしていただいた方が良いケースもあります。

また、ワイヤーブラシの代用として針金のハンガーを棒状に伸ばし、先端を丸い輪っか状にしてワイヤーブラシと同様に排水口に挿入する対処法もありますが、配管に傷をつけてしまったり、異物を更に奥に押しやってしまう恐れもありますので、作業は慎重に行い無理に突っ込むのはやめましょう。

4.ラバーカップを利用する

いわゆる「スッポン」と呼ばれる道具で、一般的にはトイレの詰まりに使用するイメージが強いかと思いますが、風呂の排水口に使うことも可能です。(衛生的にトイレとは別に新しいものを用意しましょう。)

使い方はカップの先端を排水口と並行に密着させ、ゆっくりと押し込んでカップ内の空気を抜くようにします。

しっかり密着したら勢いよく引き上げる、という圧力を使った動きをつまりが解消されるまで何度か繰り返しましょう。

ラバーカップよりも強力な吸引力のある真空式パイプクリーナーという道具もあります。

ホームセンターやネットでも簡単に購入することができますので、一つ家庭に常備しておくと何かあった時に便利かも知れません。

風呂の排水口のつまりで業者に依頼した方が良いケース

風呂の排水口のつまりは、これらのような方法で自分で解消できることも多いですが、一方で業者に修理を依頼しなければならないケースもあります。

具体的には、自分の力では取り除くことが難しい場合やつまりの原因を自分では判断や特定できない場合。高圧洗浄機などのプロが扱う道具が必要な可能性があります。

また、つまりの起こっている場所によっては排水管を分解したり掘り返したりと大掛かりな作業や工事を施工する必要がある場合です。

ここまでくると結構な費用がかかるため、依頼する際は早めに複数の業者から見積もりをもらって比較、検討するようにしましょう。

風呂の排水口をつまらせないようにするには

風呂の排水口が詰まってしまうと、状況によっては手間や料金がかかり大変です。

このような状態にならないよう、日頃から出来る対策について紹介していきます。

ゴミ受けやヘアキャッチャーを使う

風呂の排水口には必ず髪の毛やゴミをキャッチするためのゴミ受けやヘアキャッチャー等のアイテムを設置しましょう。

掃除の時には歯ブラシを使うと細かな目に付着したゴミも落とすことができます。

キッチン用に販売されているゴミ取りネットも代用できますので、試してみてはいかがでしょうか。使用する場合は毎回交換して普段からつまりを予防しましょう。

捨てるだけなので簡単で掃除の手間も省けます。

定期的に掃除をして清潔を保つ

風呂の排水口のつまりを予防する最も有効な方法は、定期的にきちんと掃除をすること以外にないでしょう。

排水トラップにもぬめりがたまりやすいため、外してしっかり汚れを除去しましょう。

市販のパイプ用クリーナーを使ったり、防カビ効果のある商品もおすすめです。

また、換気もしっかり行ってカビやぬめりの原因となる雑菌の繁殖を防ぎましょう。

定期的にメンテナンスを依頼する

定期的に掃除をしていても、自分でできることには限度があります。

たまに専門の清掃業者に依頼をして高圧洗浄を実施してもらってメンテナンスを行うと、お風呂自体の寿命を伸ばすことにもつながり安心して生活できます。

まとめ

風呂の排水口のつまりは家の中で起こりやすいトラブルの一つです。

多くの場合は今回紹介したような方法を用いて自分で解決することが可能ですが、状況によっては無理に自己流で解消しようとするとかえって悪化させてしまうこともあるため、プロの業者に見てもらうと安心です。

また、つまりをそのままにしてしまうと水漏れ等の大きな問題に発展してしまう可能性もありますので注意しましょう。

つまりの予防には日頃の清掃をしっかり行うことが大切です。液状のパイプクリーナー、ワイヤーブラシ、ラバーカップ等を家に常備しておくと良いでしょう。

当社は富山県砺波市を拠点に水道管に関連したトラブルに対応しておりますが、メールでの相談も受け付けておりますのでお気軽にお問合せください。

キッチンの排水口のつまりの原因と対処法は?メール相談も対応します

「キッチンの排水の流れが悪くなった」

「キッチンのぬめりや汚れが気になる・・・」

そんなお悩みはありませんか?

もしかしたらキッチンの排水口のつまりが原因かも知れません。

対処せずにそのまま使い続けてしまうと、排水口から汚水が逆流して溢れて水漏れしてしまう可能性もあります。

そうならないためにも、今回の記事ではキッチンの排水口のつまりの原因を理解し、つまりを取り除く適切な対処方法や掃除の手順について解説します。

ぜひ最後までご覧いただき、キッチンの排水口のつまりに悩まされない生活を送るための参考にしていただければと思います。

キッチンの排水口のつまりの主な原因

それでは適切な対処法を行うためにまずキッチンの排水口がつまる原因を知っておきましょう。

主な原因は以下の3つが挙げられます。

汚れが溜まっている

キッチンでは食材のカスや調味料等さまざまな物が洗い流されるため、それらが排水口に蓄積して水が流れにくくなってしまうことがあります。

そうならないために多くのご家庭で排水口に水切りネットを付けているかと思いますが、それでも網目を潜り抜けてしまう小さなカスもありますので完全に防ぐことは難しいのです。

また、ぬめりの付着もつまりの原因になります。

表面は綺麗に保っていても、排水トラップの隙間やネットの網目に付着したぬめりに気付かず、ヘドロのような状態になってしまいつまらせてしまうのです。

油が固まっている

フライパンやお皿についた油が排水口に流れ込んでしまうと、実は時間がたって油が冷えて固まり、固形物に変化して排水口にこびり付いてしまいます。

そして意外と知られていませんが、食器用洗剤にも油が含まれており、これも同じ現象が起こります。

ご存知のように油は水で落とすことが出来ませんので、適切に対処しないと固まった油はどんどん蓄積していき排水口を詰まらせ、悪化すると汚水の逆流にまでつながります。

固形物がつまっている

気付かないうちに食器洗いに使用しているスポンジの破片や輪ゴムといったキッチン回りで使っている物が排水と共に流れてしまっている可能性も考えられます。

排水管(パイプ)や排水ホースにこのような異物が入ってしまうことを防ぐために、キッチンには排水トラップが設けられています。

この排水トラップはお椀状になった部分に排水が溜まり、水位が高くなったらホースへと流れていくようになっているのですが、ここで気付かずにトラップをすり抜けてしまうとホースまで到達して見た目では分からず簡単には取れない場所で詰まらせてしまうのです。

キッチンの排水口のつまりを直すには

多くのキッチンの排水口のつまりは自分で直すことが可能です。

原因によって対処法は異なりますので、原因が分かっている場合には以下の方法の中から適切なものを選び、注意点に気を付けながら試してみて下さい。

また、使用する道具はご家庭にあるもの、ホームセンターやインターネットで簡単に購入することが出来る物です。

また、以下の方法を試す時にはシンク内やシンクの周りにある調理器具、食器、調味料、汚したくない雑貨などをどかしてから始めてください。

自分自身も汚れから守るため、作業する際には掃除用のゴム手袋やエプロンを装着することをおすすめします。

1.食材やぬめりが原因の場合の対処法

食材のカスやぬめりによって排水口を詰まらせている場合は、ゴミ受けのネットの網目や付随するパーツを掃除してつまりを取り除くことでつまりを解消させることができます。

目詰まりなど細かいところを掃除できる専用のブラシがあれば良いですが、なければ使い古した歯ブラシでも構いません。

ブラシで取れない物は爪楊枝や竹串を使って取り除きましょう。

その後、洗剤か重曹、クエン酸を溶かした水にゴミ受けを漬け置きし、ぬめりを取ります。時間は塩素系の洗剤なら10分~30分、重曹やクエン酸を使用する際は1時間以上を目安に漬け置きましょう。

汚れが浮いたらネット等を使って汚れが流れないように注意しながら綺麗に洗い流して完了です。

2.固まった油汚れが原因の場合の対処法

排水口に流れた油が固まって詰まりが発生している場合、「お湯」を流す方法が有効です。

お湯は油を溶かす作用もあるため水より効果的です。

手順は簡単で、まず排水口のカバーとゴミ受け、排水トラップを取り外し、ふきんやタオル等で排水口を塞ぎます。

その後、60度程度に温めたお湯をシンクに溜めたら、詰めたふきんやタオルの端を持って一気に引き抜くと、水圧を利用して固まった油を押し流すことができます。

熱湯は素材が塩ビやプラスチック製のシンクや管を傷め、変形や破損させてしまう可能性がありますし火傷をしたら危険なので高温になり過ぎないように温度にに気を付けましょう。

また、お湯を流す際にふきんやタオルが排水口に吸い込まれないよう注意して下さい。

3.異物が詰まって水が流れない場合の対処法

油や石鹸カス、食材など、何かが完全につまってまったく水が流れない。そんな時はラバーカップ、いわゆる「スッポン」を使用してみて下さい。

衛生的にトイレに使っているものではなく台所専用のスッポンを用意して下さいね。

使い方は、まずラバー部分が浸かるくらいの量の水をシンク内に溜めます。

水が溜まったらラバーカップを排水口に強く押しつけ、カップの中の空気を押し出したら勢いよく引き抜きます。つまりが解消されるまで同様の動作を何度か繰り返してみて下さい。

ラバーカップで解決できない場合はホームセンター等で販売されている「真空式パイプクリーナー」がより強力です。

どちらも手元にない場合は空のペットボトルを使っていることもおすすめです。

それ以外の方法として、ワイヤーブラシを使って直接原因を取り除く方法もあります。

排水管用のワイヤーブラシもホームセンター等で手に入れることが可能です。

大きさや長さといったサイズや機能等が種類によって異なりますので、ご家庭の排水管の状態に合わせて

選ぶようにしましょう。

排水口のフタやトラップを外し、ワイヤーブラシを排水管に入れて奥まで挿入していくと、ブラシが進まなくなるかと思います。そこにつまりの原因がある可能性が高いです。

それが汚れであれば、ワイヤーを回転させながら汚れに押し当てることで少しずつ汚れが取れていくのを感じるはずです。

ただし、排水管自体が傷んでいる場合にブラシを無理に擦り付けると破損を引き起こす原因にもなりかねないため、慎重に行うか業者に依頼をした方がよいでしょう。

キッチンの排水管のつまりを解消する際の注意点

床よりも上の位置にある排水管は比較的簡単な構造をしています。実際、排水管が床下に刺さっているだけの簡易的な排水管もよくあります。

しかし、いくら簡単な造りとはいえ自分で分解することは避けましょう。

もしかしたら外からは見えないような特殊な加工がされていたり、特殊な部品が使われているケースもあり、特別な工具を持つプロでなければ対応ができないものもあるのです。

また、分解することで接続部から水漏れが起きたり破損して床下が汚れる可能性もあり、排水管のDIYに相当慣れていない限りはやめておいた方が安心です。

キッチンの排水口のつまりを予防するために

キッチンの排水口のつまりの防止は日頃のお手入れや工夫が重要です。以下、気軽にできる対策を紹介します。

排水溝ネット

排水溝のフタの下にあるゴミ受けにネットをかけることでカスやくず等をキャッチしてつまりを防ぎ、大変な普段の掃除も楽にする効果があります。

1日の終わりにネットを捨てて新しいものに交換するだけで手間もかからず、それでもゴミ受けに引っかかって残った分のゴミは量も少しなので取り除くことも簡単です。

100円ショップで大量に入ったものを安く買えるのも魅力です。

ネットの使用をぜひ習慣にしましょう。

定期的なメンテナンス

排水管のメンテナンスは、薬剤を使ったり、上記で紹介したようにお湯やラバーカップ等を使い行う方法があります。

住まいの中にはキッチンだけでなく風呂や洗面所といったところにも排水管はありますが、おそらくキッチンが一番汚れが溜まりやすい場所と言えるでしょう。

放置すると悪臭がしてきやすく衛生的にも良くありませんので、こまめに清掃を行って清潔を保つことが何より大切です。

また、自分で出来るお手入れでは頑固な汚れで除去しにくいようになったらプロに依頼して高圧洗浄をしてもらったり不具合の点検をしてもらうことが、設備を安全に長持ちさせるポイントとなります。

キッチンの排水口のつまりが解消できない場合は業者へ依頼しよう

以上のような方法を試してみても、あるいは自分で対処するのが難しい状況の場合はプロの業者へ相談しましょう。

主に水道工事店や排水管清掃業者が専門に扱っています。

業者であれば一般の家庭では使うことが出来ない、市販されていない業務用の高濃度の強い成分を使った洗浄剤や専用の機器を使えるので、汚れを徹底的に落とし、きれいに洗浄してもらうことができます。

信頼できる業者の選び方

いざ業者を探そうと検索すると、膨大な数の企業、会社が出てきてどこに依頼すれば良いのか分からない状態になるかと思います。

また、残念ながらその中には、詐欺のようなことを行い高額な費用を請求する悪徳業者も存在しています。

トラブルに合わないためには信頼できる業者を選ばなければなりません。そのためのポイントを紹介します。

複数の業者から見積もりをとる

キッチンの排水口のつまりとひと言で言っても、業者によって料金は違います。

また、ホームページに料金一覧を表示していても、実際に依頼したら全然違う金額を請求された、ということは少なくありません。

そのため相見積もりをしてきちんと比較することが必要です。

多くの業者では無料で見積もりを出してもらえます。

電話やサイトでトラブル内容、修理してほしい箇所などを相談して料金を出してもらって下さい。

その際、修理費とは別に出張費がかかるのか等も必ず確認します。

いくつか見積もりを見ることで相場も分かり、あまりに安すぎる、高過ぎるところがあったら注意しましょう。

豊富な実績がある

業者のホームページには、過去の事例や実績を掲載しているところも多くあります。

なるべく自分の状況と似たような事例を探してどのような対応が取られたのかを確認しましょう。

口コミが良い

ネットの口コミは全てが真実とは限りませんが、あまりに悪い口コミが多い業者は何か問題がある可能性が高いため避けるのが無難です。

すぐに駆けつけてもらえる

いくら良い業者を見つけても自宅のあるエリアがサービスの対象範囲内か、あるいは急ぎの場合はすぐに駆けつけてくれるのかといった点も重要です。

また、早朝や深夜、休日などにトラブルが起こった場合には24時間受付している大手の業者もあります。もしサービス範囲内にあれば問合せしてみると良いでしょう。

まとめ

排水口のキッチンのつまりの原因には、油、汚れの蓄積、異物のつまり等が考えられ、それぞれに合った自分で簡単にできる対処法もあります。

お湯や重曹、ラバーカップを使ってつまりが解消するか試してみましょう。

しかしそれでは解決しなかったり、自分で試すことに躊躇される場合には迷わず専門業者にご相談ください。

無理に自分でやろうとすると破損や故障など事態が悪化してしまう可能性もあります。

当社は富山県砺波市を拠点にお客様の水まわりのトラブルに対応しておりますが、メールでのご相談も受付ております。

状況を教えていただければ適切な対処法をお伝えします。もしそれで解決すれば代金はいただきませんので、お困りの際はお気軽にご相談下さい。

本ブログでは他にも、水回りのトラブルに関連した情報を発信しております。ぜひ合わせてご覧いただければと思います。

水が流れない場所別の原因と対処法

家庭での水のトラブルの中で、キッチンやトイレ、洗面所等、水まわりの「水が流れない」というものがあります。

このような場所で水が流れなくなると必要な生活を送れなくなってしまい非常に困りますし、何よりどうして水が流れないのか原因がわからないと、いつ大きな水漏れが発生するか不安になるでしょう。

そこで今回の記事では、家庭の中で水が流れない原因とその対処法について解説します。

どうぞ最後までご覧いただき、参考にしていただければと思います。

水が流れない主な原因

台所のシンクやトイレ、洗面台、風呂等の水回りで水が流れない原因は、「排水口や排水管のつまり」が原因である場合がほとんどです。

以下、各設備ごとにより詳しい原因を紹介していきます。

キッチンの水が流れない原因

キッチン排水管がつまる原因で最も多いのが「油汚れの蓄積」です。

油の付着したフライパンや鍋、食器をそのまま洗っていると、一回一回に流される油の量は少なくても管内に付着し、そして油は冷えて固まるため簡単に取れなくなります。

これが徐々に蓄積していくといつの間にか排水管を塞いでしまい、水が流れない状態を招いてしまうのです。

他にも料理の際に出る野菜の皮や残飯等の生ゴミの詰まりや使用している洗剤の種類によっては油と反応して固形化してしまう成分が含まれているものもあり、詰まりの原因となることがあります。

トイレの水が流れない原因

トイレのつまりの原因となる主なものは、一度に大量のトイレットペーパーを流した場合と排泄物です。

トイレットペーパーは本来水に溶けますが、一度に流せる量には限界がありあまりに大量に流してしまうと溶けるまでに時間がかかって排水管がつまってしまうのです。

掃除の際に使用するシートも同様です。

また、意外と多いのがスマートフォンや鍵、アクセサリー、洋服のボタン、子どものおもちゃ等の固形物を誤って流してしまったことによる詰まりです。

気付かずに流してしまうケースが多いため注意しましょう。

築年数の古い建物の場合は排水管の汚れが長い期間蓄積されて詰まりを起こすこともあったり、タンクの水の有無によっても対処法が異なる場合もあります。

トイレがつまってしまうとただの蛇口の水ではなく下水や汚水が逆流して溢れてしまい臭いが発生したり衛生的にも良くなく、後の処理も大変な状況になりますので、早急な対処が必要となります。

洗面台、風呂の水が流れない原因

洗面台や浴室の水が流れない主な原因は髪の毛や石鹸カス、水垢が考えられます。

特に髪の毛は自分で思っている以上に毎日大量に抜けるため、ゴミ受けのネットをつける等、何も対策をとっていないとすぐに詰まってしまいます。

シャンプーやボディーソープ、ハンドソープに含まれる石鹸カスはぬめりを引き起こし繁殖力も高いため、定期的に清掃をしないと髪の毛にも絡まってつまりの原因となります。

また、水垢は排水トラップに溜まりやすく、こちらもこまめに掃除をしないとつまりを引き起こします。

水が流れない時の対処法

何かしらのつまりによって水が流れない場合、自分で対処できる方法はいくつかありますので試してみましょう。

パイプクリーナーを使った方法

水がまったく流れない状態ではなく流れが悪い程度であれば、市販のパイプクリーナーを使って解決できる可能性は高いです。

排水口の蓋を取り外し、直接クリーナーを流し入れましょう。放置時間や注意事項については商品の説明をよく読んで従うようにして下さい。

なお、排水管の洗浄方法として重曹やクエン酸を使った方法が紹介されていることが多いのですが、これらはあくまで表面の洗浄であり”つまり”が起きている場合は力が弱く効果がない可能性が高いためあまりおすすめしません。

お湯を使った方法

家にあるタオルとお湯を用意するだけで行う対処方法もあります。

まず排水トラップを外し、排水管の入り口にタオルをギュッと詰め込みます。この時、引き抜きやすいように先端の部分は少し出しておきましょう。

そしてシンクにお湯を入れてしっかりと溜めます。熱湯だとシンクを傷めてしまうリスクが高いため、50~60度くらいのお湯にしましょう。

お湯が溜まったらタオルがお湯を吸い込むまでしばらく放置し、最後に一気にタオルを引き抜きます。

これは水圧を利用したつまりの解消法になります。

ラバーカップ(スッポン)を使った方法

トイレ等が完全に詰まってしまった場合はラバーカップを使用すると良いでしょう。

ラバーカップが家にない場合は、空のペットボトルの容器があれば代用することが可能です。ペットボトルはなるべく柔らかくつぶせるタイプのものを使用して下さい。

まずキャップをしたままのペットボトルをカッターやはさみで半分に切り排水口部分にしっかりと密着させます。隙間ができないように気を付けましょう。

次にシンクに水を溜め、ギュッと押し込んだペットボトルを一気に引き抜くという作業を何度か繰り返します。

ただしかたい固形物がつまっている場合はこの方法だと配管を傷めてしまう可能性があるため、他の方法をとるようにして下さい。

ラバーカップやペットボトルでは解消されない場合は、より吸引する力が強力な真空式のパイプクリーナーもおすすめです。ホームセンターやamazon等で購入できます。

ワイヤーブラシを使った方法

ワイヤーブラシやロングブラシといったアイテムをお持ちの場合は、排水口に挿入してくるくると回しながら汚れをかき出して排水管内の汚れや髪の毛等ののつまりを取り除くことができます。

それでも水が流れない時はプロの業者に依頼しよう

以上のような方法を行っても水が一向に流れない。かと言って放置してしまうといずれ水漏れへと悪化していく可能性が高いです。

マンションやアパート等の集合住宅に暮らしている場合は他の部屋へ被害が拡大してしまう恐れがありますので、自力での解決が難しいと感じたら早めにプロの水道業者や専門の修理業者を呼びましょう。

つまりの原因や箇所が分からない、家につまりを解消する道具がないという場合も同じです。

プロであれば家庭用ではない強力な薬剤や高圧洗浄機など専用の機材を使用することが出来ますし、管を分解し不具合を調査し、パッキン等の劣化している部品の交換などを行い元から直すことが可能です。

水が流れない時の業者の選び方のポイント

水まわりのトラブルを解決してくれる水道業者の数は多く、どこに依頼すれば良いのか分からなくなりますよね。

中には必要のない工事を施工したり部品の交換を行って高い費用を取ろうとする悪徳業者があるのも事実。できれば優良業者を慎重に選びたいところです。

そこでまず大切なのは、複数の業者から見積もりをとり比較すること。料金の相場を知るためにも必要です。

会社のホームページでこれまでの実績についてもチェックしましょう。

また、実際に利用した人の口コミや評価をサイトで確認しておくことも念のためおすすめです。

口コミの内容がすべて事実とは限りませんが、あまりに悪い評判の多い業者は避けた方が安心です。

あとは対象のエリア、緊急の場合はなるべく早く駆けつけて対応してもらえること、アフターサービスの有無、質問や相談にスタッフが丁寧に対応してくれる等もチェックするポイントです。

なるべくイザという時に慌てないために、前もって業者を選んでおくとスムーズに依頼を進められます。

「水が流れない」の予防には日頃のメンテナンスが大切

水回りの掃除をついサボってしまうという人もいるかと思いますが、水が流れないという状態にならないためには日頃の予防が大切です。

具体策としては、最低でも1ヶ月に1度の間隔でパイプクリーナーを使った掃除をしたり、排水溝のゴミ受けカゴにネットを取り付けて排水管に異物が流れるのを防ぎましょう。

もちろん、使うネットは毎日取り替える習慣をつけると詰まりだけでなく悪臭の予防にも役立ちます。

また、油汚れについては必ず洗う前にキッチンペーパー等で拭き取ってから洗い流すことも重要です。

まとめ

以上のように、「水が流れない」原因の多くは”つまり”であり、症状に合わせて自分で行える応急処置の方法もいくつかあります。

しかしその奥には部品の故障や設備の破損など他の原因が隠れていることもあり、すべてを自分で判断するのは危険かも知れません。

”つまり”を放置することで重大な水漏れへと発展することもあるため、なるべく早くプロの業者に点検や修理を依頼するようにしましょう。

本サイトでは他にも水漏れを中心とした水まわりのトラブルに関連した役立つ情報を発信しておりますので、ぜひ合わせてご覧いただければと思います。

水漏れが起こったらどこに連絡すれば良い?応急処置と業者選びのポイントも解説

「水漏れが起こってる!どうしよう?!」

家の中で水漏れに気付いた時、どこに連絡をしたらよいのかわからないと慌ててパニックになってしまうこともあります。

賃貸なのか持ち家なのか、集合住宅なのか戸建てなのかによっても連絡先は変わってきます。

そこで今回の記事では、事前に知っておくことで落ち着いて対応できるよう「水漏れが発生した時にどこに連絡したら良いのか?」を解説します。

ぜひ最後までご覧いただき、水漏れが起きた際の参考にしていただければと思います。

集合住宅で水漏れが起こったらどこに連絡する?

集合住宅に住んでいる場合は、まずは必ず大家さんか管理会社に連絡をしましょう。

というのも、集合住宅の場合は提携している修理業者があるケースが多く、勝手な自己判断で業者に依頼してしまうと、料金や修理に関して後で問題になってしまう可能性があるからです。

また、水漏れの原因が何か、どこで起こったかによってかかった費用の支払い義務が誰になるのかも変わってきます。

その点をはっきりさせるためにも、勝手に修理を進めずまずは大家さんか管理会社に連絡し指示を仰ぎましょう。

とはいえ、マンションやアパートの場合、水漏れの状況によって一刻も早く対処しないと階下や隣の部屋等に水漏れの被害が広がってしまい、最悪な場合損害賠償等の訴訟に発展するケースもあります。

このような危険な状態で早朝や夜間で大家さんや管理会社に連絡がつかない場合は、24時間受付ている業者に念のため連絡をした方が被害の拡大を防ぐことが可能です。

業者の選び方については後ほど紹介します。

戸建てで水漏れが起こったらどこに連絡する?

一戸建ての場合は階下などに他の住人がいないため少し安心ですが、大きなトラブルであることに変わりはありません。

賃貸の戸建の場合は、集合住宅と同じ理由で大家さんか管理会社に連絡を入れましょう。

戸建とはいえ水漏れの原因が借主にあるとは限らず、対応や費用の負担が大家さんや管理会社側になるケースも少なくありません。

持ち家である場合は、最初から自分たちで探した専門の修理業者へ連絡をすることになります。

もちろん、ほとんどの場合の費用負担は自分たちになりますので、スピーディーかつ慎重に進めていく必要があります。

水漏れの修理業者選びは日頃から探しておこう

水漏れの修理業者の数は多く、ポストにマグネット式の広告が入っていることも多いかと思います。

しかし水漏れ修理業者の中には残念ながら悪徳業者も多く、本来は必要じゃない工事を勝手に追加したり、見積もり以外の費用を上乗せして高額な料金を請求してくるところもあれば、技術がなく適切な修理が行われずに水漏れが解消せず、すぐ再発してしまうようなことも起こります。

とはいえ、水漏れは起こった後で複数の業者を選んでいては状況が悪化し被害が拡大する恐れがあります。

そのため水漏れの修理業者については日頃から調べておき、すぐに連絡できるよう携帯に登録したり目につくところに連絡先を貼っておく等の準備をしておくことが大切です。

大家さんや管理会社に連絡をした上で自分で業者を探すように言われた時にも、これなら慌てずすぐに依頼することが出来ますよね。

水漏れの修理業者を選ぶポイント

何を基準に業者を選べばよいのか?選ぶ時に参考にしたいポイントを以下、紹介します。

水道局指定工事店

自治体の水道業者は、水道法に則った適切な作業を行える業者を水道局指定工事店に認定しています。

認定された業者は他の水道業者では扱えない施工を行うことも可能であり、技術や機材についても一定の基準を満たしていることが証明されていること、トラブルが起こってもアフターサービスが充実している業者が多いため、安心して依頼することが出来ます。

適正な料金か

工事にかかる費用は業者選びの重要なポイントとなります。

できるだけ複数の会社に無料の見積もりをお願いして、高過ぎたり安過ぎたりするところは避けた方が良いでしょう。

出張費などを見積もりに入れていない場合や、見積もりには記載していない部品の交換や工事を当日勝手に追加されないために、見積もりの金額だけでなく、内容もしっかりと確認することも大切です。

実績と評判

これまでの実績はどれくらいあるのか、実際に利用した人の口コミや体験談なども100%ではありませんが信用できる会社かどうかを判断する材料になります。

ホームページや口コミサイトを検索し、念のため確認しておくと良いでしょう。

実績がまったくない業者やあまりに悪い評判が多い業者は避けるのがベターです。

駆けつけるまでの時間

水漏れは緊急を要するケースも少なくないため、駆けつけてくれるまでにどれくらいの時間がかかるかも重要な要素です。

対応エリアであり当日に対応してもらえるか、早朝や深夜といった時間帯でも対応してもらえるかもチェックしておきましょう。

接客に問題はないか

多くの場合、電話で依頼をすることになるかと思いますが、その際に相談に対する受け答えや説明など丁寧な対応をしてもらえるかどうかも選ぶ際の参考にしましょう。

高圧的な対応であったり、言葉遣いの悪い対応をするような業者は工事を任せる際に不安が残り論外です。

水漏れの修理業者が到着するまでにやっておきたいこと

水漏れを一早く解決するために最も重要なことは、水漏れがどこで起こっているのか、原因を特定することです。

もし可能であれば、修理業者が到着するまでの間に自分で確認し、応急処置を施しておくことで被害の拡大を防ぐことにもつながります。

水漏れが起きる箇所として多いのは、キッチン、トイレ、洗面所、浴室の水回りの設備です。

各設備の蛇口(水栓)やシンク下の給水管など配管の接合部、トイレであれば便器やタンク、浴室ならシャワー口等も調べましょう。他に洗濯機のホースのつなぎ目も念のためチェックすると良いでしょう。

また、応急処置の方法としてまずは元栓や止水栓を閉め、新たに水が流れないようにします。給水から漏水している場合は、蛇口を捻らなくてもしばらく水が漏れ続け、排水の場合は止まるため、水漏れの箇所をつきとめる判断材料にもなります。

そして漏れてしまった水を雑巾やタオルで吸い取り、補修テープを持っている場合は漏れている部分に貼り付けておきます。

実は家庭で起こる多くの水漏れは、内部にあるパッキン等の部品の劣化により生じており、ホームセンター等で簡単に手に入るものなので、自分で新しいものと交換することで業者を呼ばなくても解決できるケースも多いです。

もし、まだ水がチョロチョロと流れる程度であれば試してみて、その後は念のため業者に調査してもらうことをおすすめします。

まとめ

以上のように、水漏れが起こった際は基本的に大家さんか管理会社に連絡をすること、そして戸建ての持ち家や自分たちで修理業者を探す必要がある時は、事前に信頼できそうな業者をの情報を調べて連絡先を控えておくことで、いざという時にどこに連絡すれば良いか慌てずに済みます。

修理業者を選ぶ時には今回紹介したような点に注意し、複数の業者の中から比較して検討しましょう。

毎日の生活の中で使用する水道ですから、そこから起こる水漏れは家庭の中で起こりやすいトラブルの一つです。

安全に使用するためにも日頃から定期的に点検し、設備や水道管に故障がないかチェックすることも急な水漏れに見舞われないための重要なポイントです。

本サイトでは、他にも水道管のトラブルに関連した情報を発信しています。

どうぞ合わせてご覧いただければ幸いです。

水漏れのトラブルが起きた時にやるべきこと

水漏れが起こると状況によっては家の中の大切な家財や家電が故障したり、水道料金が高くなったりする他、被害が拡大して隣人とのトラブルや事故に発展してしまう事例も少なくありません。

水漏れを発見すると大抵の場合慌ててしまいちゃんとした対応がとれないことも多いですので、落ち着いて適切な対処をするために必要なこと、やるべきことをこの記事で解説します。

どうぞ最後までご覧いただき参考にしていただければと思います。

水漏れのトラブルが起こった時にまずやるべきこと

水漏れトラブルが発生した時にまずやるべきことを前もって知っておくと、実際に起こった際に冷静に対応できるかも知れません。

1.水道メーターを確認する

水漏れが発生しているのかどうかが分からない時、家の蛇口や給水されている設備などの水を止めた状態で水道メーターを確認してみましょう。

止めたにも関わらずメーターにあるパイロットが回っている場合、どこかで水が漏れている可能性が高いです。

2.元栓、止水栓を閉める

水漏れが起こっていることが分かり、発生している箇所も特定できていればその場所(キッチン、風呂、洗面所、洗濯機など)の止水栓を閉めていく方法を行います。

特定できていなければ一か所ずつ閉める度に水道メーターをチェックし、パイロットが止まればその箇所で水漏れが起こっているということになります。

すべてを閉めてもパイロットが回転していれば、止水栓がなかったり水道管や配管が地面や壁の中にあるところから漏れている可能性が高いです。

3.自分で直すことができるか確認する

水漏れの箇所が特定でき、原因も分かってそれがパッキンの交換や掃除などでつまりの解消が出来そうなものであれば、自分で修理して完了することが出来ます。

ただ、本当の原因が隠れていたり更に悪化してしまう可能性もありますので、安易に自分で判断せず、応急処置が出来てからも念のため信頼できる専門の業者に調査してもらうことをおすすめします。

水漏れのトラブルの種類と対処法

家庭の中で起こる水漏れは、主に洗面台、キッチン、トイレといった水回りで起きています。

それぞれの場所ごとに起こりやすいトラブルの症状と対策について以下に紹介します。

洗面所

洗面所は水漏れが最も起こりやすい場所です。

給水管、排水管があり、部品の劣化や排水口にゴミや異物が詰まり、それが原因で水漏れを起こすことが多く見られます。

マンションやアパート等の集合住宅で暮らしている場合、特に排水口から水漏れが起こってしまうと階下の部屋の天井に水が染み出して被害を出してしまう恐れがあるため、被害を拡大させないために早急に対処をしなければなりません。

まず、洗面台の水漏れに気付いたら、すぐに洗面台の下にある元栓を閉めるようにします。

もし分からなければ水道自体の元栓を閉じます。

水漏れの箇所はタオル等を使って拭き取ったり、床に敷いておきましょう。

そして管を分解し、パッキンをすべて交換します。パッキンはホームセンター等で手に入れることが可能です。

集合住宅の場合、可能であれば階下の住人に水漏れの被害が及んでいないかをチェックし、すぐに管理会社や大家さんに電話をしましょう。

キッチン

キッチンも洗面台と同様に給水管と排水管があり、それぞれ水漏れが起こり得る場所です。

水漏れの原因はやはりパッキンの劣化であることが多いのですが、古い台所では排水にホースが使われているケースがあり、ホースが劣化したり、シンクの下に物を置きすぎてホースを圧迫し水が流れずに漏れてしまうというケースもあります。

対策としては洗面台と同様、元栓を閉めて被害拡大を防ぎます。賃貸にお住まいの場合は管理会社や大家さんに連絡をしましょう。

連絡が取れず漏れている勢いが強かったり、元栓を閉めても水が止まらない等といった場合には水道業者に状況を説明し、修理の依頼をしましょう。

また、蛇口や給湯器の部品の劣化により水漏れが発生することもあります。給湯器を10年以上使用している場合は寿命であると見て本体を交換することも検討しましょう。

トイレ

トイレで発生する水漏れのトラブルは、給水管と排水管の他、止水栓やトイレタンクからも起こります。

部品の老朽化の他に便器のつまりにより排水が流れず水が溢れてしまうケースもあります。

軽度なつまり程度であれば自分で修理できる可能性も高く、ラバーカップやパイプ用のクリーナー等の商品を使って解決できるケースもあります。

無理であれば止水栓で水を止め、それでも止まらなければ元栓を閉めます。

給水管から水が漏れているようならナットを締め直し、それでもダメならパッキンを交換するか、応急処置としてホームセンターや百均にも売られている融着テープで一時的に水漏れを抑え、その間に配管業者を呼ぶと良いでしょう。

水漏れトラブルを依頼する業者の選び方

集合住宅などでは提携している業者がある場合があり、勝手に自分で探して依頼してはいけないケースもあります。

そのため、先に管理会社や大家さんに連絡をすることを上記でおすすめしてきました。

その上で自分で修理業者に依頼をしなければならなくなったら、数ある業者の中でどこを選べば良いのか分からないでしょう。

水漏れの修理業者には残念ながら悪徳業者と呼ばれる類のことを行う会社もあるため、安易に依頼するのは危険です。

急いで依頼をしないといけない状況ではあると思いますが、不当な支払いを請求されたり適切な修理をしてもらえなかったということを予防するためにも、最低限、以下のことをチェックして業者を選びましょう。

適正な料金か

修理にかかる費用は依頼する業者選びにおいて大きなポイントになりますよね。

可能であれば複数の業者に無料の見積りをお願いして相場を把握します。

高過ぎたり安過ぎたりする場合、見積りの内容を確認して下さい。不要な工事などを追加している場合や、施工の後に提示している金額以外の料金を別で請求される可能性があります。

出張代なども含まれているかどうかも確認しておきましょう。

対応時間、対象エリア

水漏れトラブルはなるべく早く駆けつけてほしいものです。

特に早朝や深夜などに発生した場合は、24時間受付している会社が役立ちます。

最短でいつ来てもらえるか確認しましょう。

また、営業所が近くにありすぐに駆けつけることが出来るかどうかも重要です。

全国で有名な大手の業者にこだわらず、地域の業者も検討に入れましょう。

サポート

修理後のアフターサポートをオプションで用意していたり、お客様に対する対応が丁寧かどうかも大切です。

見積りの内容や価格の確認を嫌々行うような業者はトラブルにつながる可能性が高く避けるべきですし、修理後また同じ症状が現れたり作業に不備があって再発してしまったということも考えられますから、きちんとサポートしてくれる会社であれば安心です。

口コミ

最近は水道業者に限らずさまざまなサービス業においてネットで検索すると口コミや関連したレビュー等さまざまな情報を見ることが出来ます。

すべての口コミが信頼できるかどうかも正直怪しいので鵜呑みにするのは少し注意が必要ですが、具体的なお客様の声があれば参考にしてみるのも良いと思います。

水漏れで悪徳業者を見極めるポイントとは?信頼できる業者の選び方も紹介

水漏れが起こると焦ってしまいちゃんと調べずに検索で出てきた水道修理業者に依頼してしまい、実はその業者が悪徳業者で結果としてしっかりと修理出来ていない、高額な金額を請求され支払いをしてしまった等の被害やトラブルの報告が残念ながら後を断ちません。

もちろん悪いのは悪徳業者ですが、いざという時に引っかからないために前もって知識を得て対策をしておくことが重要です。

そこで今回の記事では、水漏れの修理で悪徳業者に引っかからない、信頼できる誠実な水道業者を選ぶためのポイントや注意したいことについて解説してまいります。

どうぞ最後までご覧いただき、皆様の参考になれば幸いです。

水漏れ工事における悪徳業者の手口3選

水漏れ等の水道工事を装った悪徳業者による詐欺被害は年々増加しており、その悪質な手口も進化しています。

特に水漏れに関しては緊急性が高く、被害者であるお客様もどんな会社か詳しく調べたり他の業者と比較をする時間や余裕がないため、悪徳業者につけこまれやすい状況です。

そこでまずは実際にどのような手口が行われているのか、具体的な事例を以下に紹介します。悪徳業者が行っている手口や特徴を知ることで被害を回避できるかも知れません。

悪徳業者の手口1.見積もりの提示がない

きちんとした業者であれば、一般的に水漏れを含めどのような工事の内容であってもまずは見積もりを提示し、お客様が納得し合意した上で作業に入ります。

しかし悪徳業者の場合、事前の見積がないまま、あるいは書面ではなく口頭のみの説明で強引に工事を行い、工事が完了した後で請求書を出してきて高額な請求を行うことがよくある手口です。

そのため、必ず作業に入る前に見積りを作成して提示してもらい、どんな作業や施工を行うのか内容を説明してもらいしっかりと確認することが大切です。

悪徳業者の手口2.不要な工事を勧める

水漏れの修理や工事は素人からすると何が正しいのか判断が難しいもの。悪徳業者はそこに目をつけ、本来は必要のない部品の交換や修理を勧めてきます。

するとお客様はよく分からず、プロの業者が言うのだからそうなのだろうと断れずに言われるがまま受け入れてしまい、結果としてどんどん工事費が高くなっていく・・・というケースも非常に多く見られます。

見積もりを提示して作業を進めていく中で、「ここにも不具合・故障があります」等と理由をつけて、結局見積もりには記載されていない作業を現場でどんどん追加していくこともあります。

このような場合は、作業の途中でも一旦中断してもらい、追加する工事の内容と費用の見積もりもしっかり提示してもらうようにしましょう。

多少躊躇してしまうかも知れませんが、悪徳業者に騙されないためには必要なことだと割り切りましょう!

悪徳業者の手口3.訪問営業やチラシの勧誘

水道業者のマグネット広告やチラシがよくポストに入ってきませんか?「安い」「24時間すぐに駆けつけます」等の魅力的な謳い文句でどんな業者かわからないまま何となく玄関などに貼っているという方も多いかと思います。

そんな中、水漏れが発生した時にそれが目に入り、慌てて安易に書かれている電話番号へ連絡してしまうと実はそこは悪徳業者だった・・・という可能性があります。

マグネット広告で集客する方法は大手の企業も行っていますが、高いコストがかかるため聞いたこともない事業者から頻繁に入っているようなら要注意です。

可能であればサイトで会社名を調べてホームページで実績や口コミをチェックし、問題がなさそうだと分かってから、家の中に貼るようにしましょう。

また、水道局や水道職員と誤解されるような名を名乗って突然家に訪問してくる悪徳業者もいます。

主に「メーターの確認を行います」「水道の点検です」等と言って立ち入り、「水道管や設備に不具合があるためこのままだと危険。」「工事が必要です。」等と言って工事を誘導する事件が実際にいくつも起こっています。

まず知っておいていただきたいのは、本物の水道局員は急に自宅に訪問してくるようなことはありません。もしそのように名乗る人物が来た場合、職員証明書を見せて下さいと言って下さい。

そこで不審な反応や行動が見られたら悪徳業者である可能性が非常に高いため、少しでも不安を感じたら国民生活センターや消費者センター、警察に連絡することをおすすめします。

水漏れで悪徳業者を見極めるポイント3つ

水漏れの際、業者に依頼をする場合に悪徳業者かどうかを見極めるポイントを3つ紹介します。

悪徳業者の特徴1.価格が相場よりも安過ぎる/高過ぎる

ホームページや広告に書かれがちですが、他社と比較して費用が安すぎる場合、後から別の工事やオプションを追加して高額請求につなげるケースがあります。

また、最初に提示された安い見積もりには出張費や作業費が含まれていなかったりする場合もありますので、表示されている価格にどのような項目が含まれているのか確認してください。

基本料金の設定がそもそも高過ぎる業者は確認する前に避けるのが良いでしょう。

悪徳業者の特徴2.法人名、所在地が不明

ホームページで検索しても、運営している会社の正式な名称や所在地が明記されていない場合、何か問題が起こった際に行方が分からなくなる恐れがあります。

また、全国に展開していますと書かれていても、実はどこにも存在していないという悪質な業者も実在します。

法人名やすべての営業所の住所がしっかりと明記されていることを確認しましょう。

悪徳業者の特徴3.複数の社名がある

悪徳業者は名前を複数持っていることがよくあります。

そのため、広告に掲載されていた名前と、実際に来た作業員が名乗るあるいは渡された名刺の名前が異なる場合は要注意です。

名称を聞いてもはっきり回答せず曖昧な対応の場合は悪徳業者である可能性が非常に高いです。

水漏れで悪徳業者に騙されない信頼できる業者の選び方

信頼できる水道業者1.指定業者、指定工事店であること

信頼できる水道業者を探す際の目安として、「水道局指定工事事業者」であるかどうか、という点があります。

ここで指定されている業者は法律で定められた基準を満たしているということになりますので、ある程度安心して依頼することができます。

しかし指定業者とは言え、誰もが知る大手から地域に密着した個人店までさまざまですので、何でも受け入れるのではなく上記で紹介したポイントは確認することが大切です。

信頼できる水道業者2.価格が明快であること

料金表がはっきりと提示されていたり、見積もりで承諾を得てから作業を行うことを徹底している業者であれば優良な業者である可能性が高いです。

ただ、同程度のサービスを持つ複数の業者に無料で点検、見積もりを出してもらい比較して検討するとより安心です。

信頼できる水道業者3.丁寧な対応、豊富な実績があること

電話やメールで問合せをした際に、スタッフの対応が丁寧でしっかりしているかどうかも信頼できるポイントになります。

また、豊富な実績があればこちらからの質問や相談にも的確に答えてもらえますし、アドバイスももらえるでしょう。

悪徳業者に騙されないために水漏れの応急処置を覚えておくこともオススメ

水漏れの状態や場所によっては、自分で簡単に解決できるケースも意外と多くあります。

掃除をして管のつまりを解消するだけで済むこともよくあるのです。

水漏れが起こると誰しも慌ててしまいますが、まずは落ち着いて状況を確認しましょう。

本サイトでは、トイレやキッチン、風呂、洗面所、給湯器など、家庭で起きやすい水漏れに対する応急処置の方法や関連する情報を紹介していますので、ぜひ合わせてご覧ください。

また、当社では漏水や排水、給水など水回りのトラブル、水道工事に関する相談をメールで受け付けるサービスを提供しております。スタッフが状況をおうかがいし、自分で出来る対処法をメールでお教えします。

それで解決できればもちろん料金はかかることはなく、無料で対応しますので利用いただければと思います。

また、富山県砺波市から出張が可能なエリアであれば直接お伺いし調査し原因を見つけ、修理も行いますので、お気軽にご相談くださいませ。もちろん、必ず見積もりを提示し丁寧に説明させていただいた上で契約をさせていただきますので、ご安心ください。

蛇口の水漏れの直し方

「しっかり蛇口を締めたのに水がポタポタ漏れている…」

蛇口の水漏れは台所や風呂、洗面所等、自宅の水回りで最もよく起こるトラブルの一つです。

少しくらいの水漏れなら…と放置してしまうと後々大きな問題に発展する可能性があり、見つけたら早めに修理等の対策をとることをおすすめします。

蛇口の水漏れは自分で直せるケースも多いため、業者に頼む程ではない、依頼するのが面倒という方も、まずは自分で出来る簡単な方法を試してみませんか?

今回の記事では、蛇口の水漏れの直し方を水漏れの箇所や状況別に解説してまいります。

どうぞ最後までご覧いただき、参考にしていただければと思います。

蛇口の水漏れの直し方:準備するもの

蛇口の水漏れを直すためにまず揃えておきたい道具・工具を以下に紹介します。

いずれもホームセンターで購入することが出来るものなので、普段から備えておくとイザと言う時に役立ちます。

・モンキーレンチ(ボルトを締めたり緩めたりする際に必要)

・精密ドライバー(ハンドルの調整)

・ピンセット(小さな部品や管、パイプの内部等の異物を取る)

・トルクレンチ(ナットを締める際に一定の力で締め付けが可能)

・水栓レンチ(水道の蛇口を外す)

以上の工具全てを用意する必要はありませんが、あると作業しやすく便利なものです。

中でもレンチやドライバーは必要になりますので、準備しておきましょう。

蛇口の水漏れの直し方:箇所別の修理方法

キッチン、洗面所

キッチンや洗面所で多く使われている蛇口は「シングルレバーの混合水栓」という、1本のレバーを上下に動かして使用するタイプのものです。

<水を出している時に蛇口の周りから水漏れがしている場合>

原因:内部のパッキンが劣化している可能性が一番に考えられます。

直し方:

1.水道の元栓を閉める(元栓の場所は戸建てであれば屋外の建物の裏や横、マンション等の集合住宅では玄関の付近にある場合が多いです。)

2.ドライバーでネジを外し、レバーを外す

3.モンキーレンチを使いレバーの下のスパウト(吐水口につながる細い管)を外す

4.古いパッキンを外し新しいものに交換する(パッキンはホームセンタ―で購入可能です。メーカーや品番に合ったものを選ぶよう気を付けましょう)

5.取り外した部品を戻し、元栓を開けて漏水しないか確認して完了

<蛇口を閉めても水漏れする場合>

原因:吐水口から水が止まらない場合はカートリッジの劣化が考えられます。

直し方:カートリッジの取扱説明書を確認し交換、取り付けます。

原因:カートリッジを交換しても水漏れが解決しない場合、パルプが故障している可能性が高いです。

直し方:

1.ハンドルレバーを抜いてナットを緩める

2.パルプを新品と交換する

3.ナットを締め、ハンドルレバーを元に戻し動きをチェックする

風呂

お風呂場の蛇口はハンドル混合水栓という蛇口が水とお湯で2つに分かれているタイプのものが多く使われています。

<ハンドルを回して付け根から水漏れが起こる場合>

原因:パッキンの劣化

直し方:

1.ハンドルを取り外す

2.カバーナットを取り外す

3.古い三角パッキンを外し新しいものに交換する

4.取り外した部品を戻し、水漏れがしないかを確認する

<ハンドルを閉めて水漏れが起こる場合>

原因:コマパッキン(ケレップ)またはスピンドルの劣化

直し方:コマパッキン(ケレップ)を交換しても水漏れが直らない場合はスピンドルを交換

<サーモスタット混合水栓でシャワーから水漏れしている場合>

温度を調節するハンドルで温度を設定する蛇口で、こちらも浴室でよく使われているタイプです。

原因:パッキンの劣化

直し方:

1.シャワーヘッドを回してヘッドを取り外す

2.ホース側にあるパッキンを交換

3.ヘッドを戻す

<カランから水漏れしている場合>

原因;開閉バルブの劣化または故障

直し方:

1.止水栓を止める

2.ハンドルを外す

3.表示リングと固定ナットを外す

4.スペーサー(白い器具)を外す

5.開閉バルブを引っ張り新しいバルブを取付

6.逆の手順で元に戻す

洗濯機

洗濯機で水漏れが発生すると漏れる水の量が多いため、被害が拡大し集合住宅の場合は特に階下や他の部屋にまで被害が起こりトラブルに発展してしまう危険があります。

そのため、水漏れを発見したらすぐに対処することが重要です。

<給水ホースからの水漏れの場合>

原因:ホースの劣化またはパッキンの劣化

直し方:

1.洗濯機側と蛇口側のホースを外す

2.ホース本体またはパッキンを交換する

<蛇口のまわりから水漏れしている場合>

原因:ナットの緩みまたはパッキンの劣化

直し方:

1.ペンチでビスを回し蛇口のハンドルを外す

2.ナットを外して中のパッキンを交換する

蛇口の水漏れの直し方:簡単な応急処置

水漏れは突然起きるため、以上のように修理をしたくても工具が無くて無理、実際に自分で行うにはやり方が分からない、難しいという場合もあるでしょう。それでも業者が来る前に少しでも何か対処がしたい。

そんな時はシールテープを使った応急処置が効果的です。

使うのは防水補修テープや水道用のラップテープ、シリコンテープ等で、ホームセンターはもちろん、最近は100円ショップ等でも販売されていることがあるため、手に入りやすいものです。

使い方は水をタオルで拭いて破損している部分や壁の隙間などにテープを貼る、巻きつけるだけと簡単。シワにならないように注意して、徐々に貼り付けていくことがコツです。

業者を呼んで到着するまでの間の対処法としても利用できます。

蛇口の水漏れを放置するとどうなる?

蛇口からの水漏れは、水の量が少ない場合気付きにくいこともありますが、早めに対処しないとさまざまなリスクを負わなければならない事態になりかねません。

具体的にどのような問題が起こるのか、以下に紹介します。

1.水道料金の増加

水漏れが起こると、当然水を使っていない時間も水道の使用量が増えて料金が高くなります。

これまでと異なり大幅に水道料金が上がると、水道局から確認の電話や訪問があり、それで気付くというケースも少なくありません。

使っていないのに水道メーターがまわっていないかどうか、定期的にチェックすると良いでしょう。

2.カビや体調の悪化

水漏れで湿気がひどくなると、部屋の壁や天井、柱、床などにカビが発生することがあります。

すると悪臭が出たり、アレルギー等の原因となり健康被害にもつながる恐れがあったり、建物の腐食により倒壊しやすくなるといった危険性もあります。

3.家電の故障

家にあるテレビや冷蔵庫、パソコン等の家電製品は水に弱いため、水漏れにより水が付くと故障の原因となってしまいます。

家電の故障で漏電等が起こると火事に発展する場合がありますので、注意が必要です。

4.他の住民とのトラブル

集合住宅に住んでいる場合は、水漏れの被害が他の部屋にまで広がり、最悪な場合は損害賠償を請求されたり裁判に発展する事例もあります。

蛇口の水漏れを業者に依頼した場合の費用の相場は?

蛇口や蛇口まわりの水漏れの修理を業者に依頼した場合、作業費や出張費などを合わせて約8,000円~30,000円が相場となります。

パッキンの交換などは1万円以内におさまるケースが多く、部品や蛇口自体を交換しなければならない場合は本体の価格がかかるので、どの種類のものに交換するのか料金も含めて確認してから工事をお願いしましょう。

業者に依頼をする目安としては、水漏れの原因がどこか自分では特定出来ない場合や水漏れの量が多く自分での修理は難しい場合です。

自分で対処できた場合でも念のためプロに見てもらうと安心でしょう。

修理代を出すのが嫌、ということもありますが、もし放置して更に被害が大きくなり大きな金額がかかる可能性もありますので、少しでも早めに信頼できる業者に点検をお願いすることをおすすめします。

まとめ

蛇口からの水漏れは、状態によってはDIYや自分で出来る対処法で解決できるケースがあり、その方法は意外と簡単です。

各水漏れ箇所ごとに部品の外し方などは違いますので、今回ご紹介した方法を参考にしていただきながらお試しいただければと思います。

当サイトでは、他にも排水管や配管の故障に関連した情報を中心に、それぞれの原因や自分で出来る対処法の流れについて解説した記事を掲載しています。

また、会社のある富山県砺波市を中心としたエリアで配管工事や点検を承っており、メールによる水漏れ対応の相談サービスも行っております。

対応地域内、営業時間内であれば呼ばれればすぐに駆けつけますので、もしお困りの際はご連絡いただければ幸いです。

水漏れで保険に入っていない場合どうなるの?

マンションやアパートに住んでいて自分の部屋で水漏れを起こし、他の部屋や他の階の住人に被害を出してしまった場合、賠償責任を負わなければならない可能性があります。

保険に加入していて補償の対象であれば保険会社からお金が出ますが、もし保険に入っていない場合はどうなるのでしょうか?

今回の記事では、水漏れの主な原因や、水漏れを起こした場合に保険が適用されるケースとその内容、もし保険に入っていない場合はどうなるのか等について解説します。

どうぞ最後までご覧いただき今後の参考にしていただければと思います。

水漏れで高額な損害賠償が発生することがある

家庭内で起こる日常のトラブルの中で、水漏れは最も多いものの1つと言えます。

戸建ての場合は建物の老朽化によって起こる傾向がありますが、密集地帯でなければ周りの住民にまで被害が及ぶことは少ないかも知れません。

アパートやマンション等の集合住宅では、床下にある配管が老朽化して破損することで漏水が起こったり、他にも水回りの設備の劣化や損傷、水道管の詰まり、水を出しっぱなしにしていた等の原因で起こり、他の住人にまで被害が拡大する恐れがあります。

被害の内容や状況によっては損害賠償を請求され、裁判にまで進んだケースも少なくありません。

水漏れが起きやすい場所と主な原因

水漏れが起こったら、まずはどこから水が漏れているのかを突き止めなくてはなりません。

自宅の中で水漏れが発生しやすい場所として、キッチン、トイレ、洗面所、風呂があげられます。

キッチンではシンクの下の排水管やホース、蛇口から、トイレではタンクや配管、便器から、洗面所では洗面台の下や蛇口、浴室では浴槽や蛇口、シャワー等から水漏れしやすいため、まずはこれらの部分をしっかり確認することをおすすめします。

そして水漏れが起こる主な原因は、管の詰まりや損傷、パッキンや部品の劣化、ネジの緩みであることが多く、放置してしまうと壁や床がカビて腐食が進んだり、階下に水が流れ被害が拡大してしまうため早急に修理しなければなりません。

他に、天井から雨漏りや洗濯機のホースの接続が緩む、あるいはベランダや外の水道から水漏れが起こることもあります。

水漏れは保険の対象?

ほとんどの賃貸アパートやマンションでは、契約の際に火災保険の加入が義務付けられています。

そして火災保険では基本の補償として水漏れも対象としており、自分が被害を受けた場合に保障を受けることが出来ます。

水漏れの他に、水災や風災の被害についても同様です。

そして加害者となってしまった場合は、個人賠償責任保険という特約を付帯していれば保険でカバーすることが可能です。

この個人賠償責任保険ですが、具体的には家財のクリーニング費用や壁紙の張替え費、仮住まいが必要になった時はその費用などです。

注意しなければならないのは、どれも新しく商品を購入するお金を全額補償する訳ではなく、時価額を限度とする点です。そのため、新品を買い直せずに被害者の方と揉めてしまったり、裁判に発展するケースもあります。

解決が難しい場合は保険会社に相談し、弁護士費用を個人賠償責任保険から払ってもらうことも可能です。

また、水漏れは火災保険以外に自動車保険が使える場合もありますので条件を確認しましょう。

水漏れの保険は原因や責任が誰にあるかが非常に重要

水漏れの保険に入っている場合、その補償は原因が誰であるかを考える必要があります。

原因が「自分」である場合は加入している火災保険で対応し、被害が他の人にまで及んだ場合は上記の個人賠償責任保険を使います。

原因が「他人」であれば、加害者が加入している個人賠償責任保険か施設賠償責任保険で対応します。被害にあった品と補償の金額に差がある場合は、その差額の分を自分が加入している保険で補償することも可能です。

原因が「設備」であれば、それが専有部なのか共有部なのかによって異なります。専有部であれば個人賠償責任保険、共有部であれば管理組合が加入している保険で対応します。

そして原因が「自然災害」の場合、先述した通り火災保険の対象となります。

保険が適用外となる水漏れ

水漏れは保険が適用されると書きましたが、実は補償されないケースもあります。

例えば、契約内容が火災被害のみの補償となっている場合や水漏れが補償の対象外とされている場合、原因が故意や不注意によるものである場合、建物や設備の老朽化や経年劣化による場合、水漏れが発生してから3年以上経っている場合などです。

水漏れが分かったら何をしたら良い?

集合住宅で水漏れに気付いた時、基本的にまずは大家さんや管理会社に連絡をします。

連絡先の電話番号は契約書などに記載されています。

その後、水漏れの原因や被害の状況を調査してもらい必要な修繕の手配を進めますが、業者はマンションの提携先があるかも知れないので、自分で勝手に判断せず必ず確認して下さい。

また、業者が来る前に自分で水漏れの場所や状態をチェックしたり栓を閉めたり濡れているところをタオルで拭く、漏れてくる場所にバケツを置く等の出来る限りの処置をしておくと、被害の進行を防いだり、業者への説明がスムーズになります。

自分で業者を探す場合の選び方

通常、複数の会社から無料で見積もりをもらい、比較した上でどこに依頼するかを検討することが一番良いのですが、緊急の場合はそうもいきませんよね。

とはいえ、何も情報を調べずに決めてしまうと、相場よりもかなり高額な費用を支払わなければならなくなったり、技術が低く適切な修理を行っていなかったり、悪徳業者による被害も実際に起こっています。

そのため、少なくともサイトで口コミや過去の工事の事例を検索し、問題がないか調べることはしておきましょう。

また、依頼する時間によっては連絡がとれなかったり割増の料金を請求される場合がありますので、その点も注意して調べてみましょう。

その他、支払い方法(クレジットカードやQRコード決済の可否)やサービスの内容についても調べておくと安心です。

まとめ

紹介したように、水漏れは家の中で起こる可能性の高いトラブルであり、放置することで他の部屋にまで迷惑をかける可能性が大きく早急に対処を行う必要があります。

その時に心強い味方となるのが保険です。

保険料を負担するのがもったいない、自分が水漏れを起こす訳ない、水漏れの保険があることを知らなかった等、さまざまな理由で保険に加入していないことがあるかも知れませんが、水漏れというのは日常生活の中で予期せず起こるものですので、今は使う機会がなくても、万が一の時のために備えておくことが大切です。

本サイトでは他にも水漏れに関連する情報を発信しております。ぜひ合わせてご覧ください。

エコキュートの室外機から水漏れが起こる原因と対処法を解説します

省エネ性の高いエコキュートを利用されている家庭が増えています。

そこで今回の記事では、エコキュートの概要と水漏れが起こる原因、自分でできる対処法について解説します。

どうぞ最後までご覧ください。

エコキュートって何?

エコキュートとは、再生可能エネルギーを活用した給湯器で、正式名称は「自然冷媒ヒートポンプ給湯器」と言います。

電気代の安い夜間に電力を使ってお湯を沸かすため非常に省エネで、ガスの給湯器よりもコストを抑えられることから、電気代が高騰している近年は特に高い注目が集まり、パナソニックやダイキン、日立、東芝、三菱といった大手電機メーカーでも多く製造されています。

エコキュートの仕組み

エコキュートは貯湯ユニットとヒートポンプユニットに分かれており、貯湯ユニットはその名の通りお湯を貯めておくタンクです。

ヒートポンプユニットはエアコンの室外機に似ていますが、屋外の空気から熱を集め、その空気の熱をお湯を沸かす際に利用します。

それにより電気のエネルギーは少なく、効率的に運転することが可能になります。

エコキュートの水漏れの症状

そんなエコキュートですが、前触れなく突然トラブルが起きたり故障することがあります。

お湯が出なくなったり、お湯切れに関連したエラーコードが出たり、心あたりがないのに電気代や水道代が高くなった等の症状がある場合、室外機(ヒートポンプユニット)で水漏れを起こしている可能性があります。

エコキュートの水漏れ原因

エコキュートの室外機で水漏れが起こる主な原因をいくつか、以下に紹介します。

<結露>

エコキュートの室外機の下が濡れて水浸しになっている場合、排出される空気と外気温に差があると結露が発生していることが考えられます。

冬場は雪や霜で濡れることがありますが、自然と乾いた場合は正常な状態なので問題ありません。

<寿命>

エコキュートの耐用年数は定期的にメンテナンスを実施した上で一般的に10年~15年程度と言われています。

耐用年数を超えている場合は修理をしても別の箇所が故障する可能性も高く、安全に使用するために買い換えを検討しましょう。

<配管の損傷>

定期的に掃除や手入れ、メンテナンスを行っていないと、耐用年数が経っていなくても配管や部品などが早く劣化し、損傷してしまうこともあるため注意しましょう。

<凍結による配管の破損>

寒い地域にお住まいの場合、凍結によって配管が破損してしまうケースも少なくありません。

メーカーによって凍結防止運転の機能や凍結防止ヒーターが付いていると思いますので、必ず対策しましょう。

もし凍結してしまった場合は自然凍結が一番良いですが、急ぎの場合はぬるま湯でゆっくり溶かすことをおすすめします。熱湯は破損の可能性があるため絶対に使用しないで下さい。

<接続不良>

配管の接合部が外れて水漏れが起こることもあります。特に室外機を移動させる際に起きやすく、そのため移動させたい時はプロの業者に依頼しましょう。

<排水ホースの詰まり>

排水ホースにゴミや異物が混入して詰まっていたり、不具合があると水漏れが起こってしまいます。

もし排水ホースが外れていたら業者に依頼してつなぎ直してもらいましょう。無料で対応してくれる可能性があります。

ホースがきちんとつながっているにも関わらず水が漏れているようなら業者に点検してもらい、適切な修理や処置をお願いしましょう。

エコキュートの室外機が水漏れした時に自分で出来る対処法

エコキュートの室外機が水漏れを起こした場合は業者に依頼することが大切ですが、業者が来る前に自分で対処しておくことでよりスムーズに修理が進むというメリットがあります。

1.水漏れの箇所をチェックする

水漏れが起こっているのがどこの部分か確認できていると、業者に説明しやすくすぐに修理に取り掛かってもらいやすくなります。

ヒートポンプと貯湯タンクをつないでいる配管やヒートポンプ内部の配管で水漏れしていることが多いです。

2.エラーコードを解除する

エラーコードが表示されている場合、取扱い説明書を参考にして解除または再起動させてみましょう。

もしかしたらそれだけで解決する場合もあります。

3.エコキュートの電源を落とす

水漏れの被害を広げないために、エコキュートの電源を落とし、止水栓も閉じておきましょう。

そのまま放置しておくと電気代や水道代がどんどん高くなってしまいますし、故障した状態が悪化してしまう可能性もあるためです。

4.保証期間を調べる

エコキュートはほとんどのメーカーで無料の保証期間が設けられていると思います。

もちろん、保証の期間が過ぎていても有料にはなりますが修理はしてもらえますが、念のため確認しておきましょう。

エコキュートの修理費用の相場

エコキュートの室外機が水漏れした時、修理にかかる費用は修理や工事の内容によって大きく違います。

配管や部品の交換であれば約1万円~7万円前後が目安となり、中でも配管からの水漏れであれば比較的簡単な修理で済むケースが多いため費用は安くなる傾向にあります。

一方で内部の配管や部品の交換となる場合は高くなります。

本体を交換しなければならなくなると、新しい商品を購入し直す必要があるため20万程度かかってしまう可能性があります。業者に見積もりをもらって検討して下さい。

依頼する業者は実績が豊富にあり、利用者からの口コミが良いかどうかもチェックしておくと安心です。対応できる時間やエリア、来てくれる早さ、質問や相談への対応や修理の施工の方法、流れなども確認しましょう。

まとめ

今、注目のエコキュートですが水漏れを起こすことがあり、安全に使い続けるためには定期的な点検やメンテナンスが欠かせません。

もし点検をした時に上記で解説したような症状を見つけたら、水漏れを疑って販売店や信頼できる業者に早めに連絡しましょう。

また、その際に被害を拡大させないよう自分で出来る対処を行いましょう。

床下浸水の原因は水漏れ?考えられる原因と放置のリスク、対処法を解説

家庭で起こる水漏れのトラブルの中でも「床下浸水」は非常に厄介なもの。

「外出先から帰宅したら床下が水浸しになっていた!」

なんて場面、想像するだけでもパニックになりますよね。

また、床下浸水は他の水漏れと比べて自分一人ですべて対処し解決することは難しいケースがほとんどです。

とはいえ、何もせずに時間を置いてしまえば被害や問題が拡大してしまいます。

そこで今回の記事では、水漏れで床下浸水が起こってしまう原因やそこから発生する問題、専門業者が到着するまでに行うべき対処の方法などについて解説してまいります。

いざという時に適切な行動をとれるよう、ぜひ最後までご覧いただき参考になればと思います。

床下浸水の主な原因

床下浸水はなぜ起こるのでしょうか。

実は水漏れ以外にもさまざまな原因で発生することがあります。

以下に主な原因を紹介していきましょう。

給排水設備の劣化

床下浸水で最も多い原因として考えられるのは、給水・排水設備の劣化や不具合による水漏れです。

築年数が古い場合は老朽化により配管やパッキンが劣化してひび割れが発生したり管のつなぎ目から漏水する可能性がありますが、実は新築の場合でも配管の施工不良などが原因で水漏れを起こすケースがあるため注意が必要です。

特に排水管は劣化や詰まりなどが生じやすいため、日頃から対策としてメンテナンスを行っておくことがとても大切ですし、地震などの災害があった後に地盤がゆるんだり水道管を損傷させている場合がありますので点検を実施することをおすすめします。

雨水

家の外壁の内部に雨水が入りそれが床下まで浸水したり、基礎コンクリートの打ち継ぎ部からの浸水、換気口や通気口の位置が低いとそこから雨水が入って浸水することもあります。

また、施工不良として雨水を排水するための水抜き穴を塞ぎ忘れているという可能性も。

台風の豪雨の後や建物の周りに雨水が溜まっている場所があったら、浸水していないかを確認するようにしましょう。

結露

水はけの悪い敷地や基礎断熱を施している住宅の場合、換気が出来ておらず床下に結露が発生して床下浸水を引き起こしているケースもあります。

床や壁、壁紙などにも結露が広がることが多いことから、これらが気になる場合は床下から結露が発生している可能性が高いです。

シロアリ

湿気で木材にカビが生えたり腐朽するとシロアリなどの害虫を誘引しやすくなります。

湿度が高い床下はシロアリの生息にはもってこいな環境。

シロアリ被害によって木材がボロボロになると、そこから床下浸水はもちろん、家屋の倒壊など甚大な被害へとつながる可能性が高くなります。

地盤変化

大きな地震があった際、地盤沈下や液状化現象のニュースを目にした方も多いかと思います。

住んでいる地域の地盤の状態によっては地震によって地下水が噴き出したり、あるいは近くで大規模な工事があると、それによって地盤変動が起こって地層が高くなり、地下水が流れ出して床下に浸水してきます。

床下浸水で起こり得る被害

床下浸水を放置してしまうとカビが繁殖や木材の腐食、シロアリの発生、断熱効果や自宅の耐久性の低下、漏電、感染症などの問題を引き起こします。

床下だけではなく家全体、そして健康被害や事故の要因にもなり得るため、絶対に放置してはいけません。

また、補修にかかる費用もその分高額になってしまいますので注意が必要です。

戸建てではなくマンション等の集合住宅にお住まいの場合は、階下や別の部屋へ被害が広がってしまい、損害賠償の請求に発展する恐れもあります。

そのため、すぐに大家さんや管理会社へ連絡を入れることも重要です。

業者が到着する前に自分で行える床下浸水の対処法

床下浸水に気付いたら、放置をせず早急に業者へ依頼する必要がありますが、到着するまでに自分でできることも多くあります。

被害を広げない、業者に状況を伝えることで原因の特定や調査などに対し早く処置ができる等のメリットも多いため、可能であれば試してみて下さい。

1.蛇口をすべて閉める

まず、キッチンや風呂、洗面所、トイレ、洗濯機、屋外にあるものも含めすべての蛇口を閉めます。

その上で水道メーターを見てまたメーターが回っている場合は水漏れが起こっていると考えられます。

2.止水栓を閉める

どの部分で水漏れが起こっているのかを調べるために、すべての止水栓を一気に止めるのではなく、一箇所ずつ閉めながら水道メーターの動きを確認します。

メーターが止まったところの配管で水漏れが起こっていると考えられるためです。

すべて閉めてもメーターが止まらない場合は、雨水や結露など他の原因で床下浸水が起こっていると考えられます。

ここからは専門の業者の知識や技術がないと確認が難しいため、自分で無理に何とかしようとせずプロに任せましょう。

3.排水

あとは出来る限り床下にたまっている水を排出、泥を除去する作業を行います。

少量であれば雑巾やスポンジに水を含ませてバケツに入れていきましょう。

水が多量だったり範囲が広い場合、もしあれば家庭用の排水ポンプを使用して排水すると早いです。

4.乾燥

床下浸水の原因が分かり被害が少なく解決できた場合は、排水を行ってから乾燥させることも忘れずに行うことが大切です。

扇風機やサーキュレーターで全体に風をあてて乾燥させるのが良いでしょう。

乾燥には数日から1週間程度かかりますので、すぐにやめずにしっかり乾燥させることがポイントとなります。

床下浸水時の業者の選び方

床下浸水は原因によって依頼先が異なります。

水道管からの水漏れであれば水道工事業者、構造上の問題であればハウスメーカーや工務店などに相談することが適していますが、原因が分からない場合はまずは水道工事業者へ依頼しましょう。

その時の選ぶポイントですが、すぐに来てくれること、実績が豊富であること、見積もりを無料で受付ていることをチェックしてみて下さい。

水漏れや床下浸水に気付くのがいつも平日や日中であるとは限りません。夜間や休日でも対応してもらうことが可能な会社だと安心です。

また、水漏れの原因を突き止めて直すことはもちろんですが、実績豊富な業者は他の箇所で異常があるかどうかを合わせて確認したり、今後のメンテナンスを請負ってくれる所も多いため、そういった信頼できる業者を選びたいです。

見積もりについては電話やメールだけでは正確な見積もりを出すことは出来ないため、直接現場を見る出張見積もりが必要です。

とにかく急いで直したいという気持ちは分かりますが、施工する前に見積もりをしっかり出してもらうことでその後のトラブルを予防することも出来ます。

また、床下浸水の修理の後にはしっかりと清掃することも重要ですので、別で清掃業者に依頼が必要となることがあります。

床下の掃除、乾燥、消毒の散布、消臭といった作業を確実に処理してもらうために、床下清掃専門の業者に依頼することをおすすめします。

床下浸水の状況によって部品の交換で済む場合もあればリフォームが必要となる場合もあります。

まとめ

以上のように、床下浸水にはさまざまな理由があり、放置することで健康や暮らしに大きく影響することがありますので要注意です。

また、残念ながら水道業者や清掃業者、リフォーム業者には悪徳業者がいるのも事実。そのため、業者選びに失敗しないためにもご紹介した3つのチェックポイントや実際に利用したお客様の口コミ等の情報も必ず調べてから検討されることをおすすめします。

この他にも、水漏れ時の応急処置の具体的な工程や修理にかかる料金の相場や目安など、水漏れに関連したさまざまな疑問に対する説明やお役立ち情報を本コラムにて紹介しておりますので、ぜひ合わせてご覧いただければと思います。